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寒露の養生

寒露(10月8日~22日)

 

ここ松山では、10月7日に秋の地方祭が行われました。

当日は汗ばむような陽気でした。

長雨も終わり、これからは空気がからりとする時期です。

身体に潤いを与える食材を摂り、乾燥を防ぐことに努めましょう。

  • ゴマ
  • ハチミツ
  • 豚肉

がオススメです。

 

豚しゃぶにゴマダレはいかがでしょう。

また、梨の薬膳喉の痛みに良く効きますよ。

辛味は控えめにしてくださいね。

 

治療院の看板で予告していた、梨の薬膳のレシピを紹介します。

 

  1. 梨を横に半分に切って芯をくり抜きます。
  2. 梨に氷砂糖(2~3個)を入れ、上半分が蓋になるように戻します。
  3. 深めのお皿に梨を入れ、蒸し器で40~50分間蒸します(水分がたくさん出てくるので深めのお皿にしましょう)。
  4. 梨が柔らかくなって皮にひびが入ったら出来上がりです。

 

熱々をスプーンですくって召し上がれ。

お皿のおつゆも一緒にどうぞ!喉にやさしいシロップです。

 

レーズンを入れたり、シナモンをふっても良いですよ。

 

以下は東洋医学に基づく梨と氷砂糖の効能です。

 

梨の効能)

潤いを生み、渇きをいやす。

身体の余分な熱を取り、痰を除去する。

 

氷砂糖の効能)

鼻、気管支、皮膚などに潤いを与える。

咳を止めて痰をなくす。

解毒作用があります。